アルフォンス・ミュシャアルフォンス・ミュシャ 飯山佳子 ¥ 2,940 在庫あり。 ★★★★★ |
アルフォンス・ミュシャ | |
| まず感動したのは、一枚一枚の絵が大きいことです。 解説が別になってるお陰で、ページいっぱいに絵が掲載されてます。 文章よりもまず、ミュシャの絵をじっくり細かく見たいという方にはお勧めです。収録作品数は百を越え、その殆どがカラー。巻末には作品についての解説があり作品をより深く楽しめます。作品チョイスした人間の趣味か、めりはりに欠く感はあったものの、ボリューム、価格ともに買って損は無かった思いました。 資料として購入したのですが、内容としてはすばらしいです。大きさもそれなりで申し分ないです。ただやっぱりモノクロページが多いのは残念ですが。代表的なものでポスター以外の連作も掲載されていますが、一ページに二つずつ載せてあって、ちょっと辛いです。 やっぱり連作でも一枚ずつ大きく見たかったですね。画集というよりカタログに近いかもしれませんね。 あとこのテニスプレイヤーがいったい何者なのかすごく気になるのですが。だれですか?この人のコレクションなんでしょうか。ミュシャ本は生涯の作品をダイジェスト的に扱ったもの(習作やデッサン・装飾品・パステル画・油絵など)と、ミュシャ作品の中核をなすポスタ... | ||
アルフォンス・ミュシャ作品集島田紀夫 ¥ 3,000 在庫あり。 ★★★★★ |
アルフォンス・ミュシャ作品集 | |
| 他の方々のレビューを参考にして購入しました。期待通り充実したものになっておりました。 良かった点としては、 ・とにかく作品数が多いこと (絵だけでなく装飾品や彫刻などもほんの少しだが載っていた) (下絵も多数掲載されており、完成作品と並列した形で並べられていることも多かった) ・解説がしっかししており、対訳となっていること。 ・解説は作品が掲載されているページとは別に纏められており、 作品のみを楽しみやすいこと。 ただ、ミュシャにおいて代表的なポスター画は少なく、油絵が相当数を占めている。また作品ひとつひとつが小さく(1ペーに4、5作品載っているページが比較的多いが、1作品のみを大きく掲載しているページもちらほら見られる)ミュシャの絵のみをじっくり見たい人にはあまりおすすめできないかもしれない。 しかしミュシャの生涯を通しての作品と詳しい解説が載っている点で資料としての価値は高いように思われるので、星5つにしました。 私自身、この値段でこれだけの内容が備わった本はそう無いのではないかと思っています!大満足です。ただやはりもう一冊、ミュシャらしいポスター画の多く載った画集が... | ||
現代アート、超入門! (集英社新書 484F)藤田令伊 ¥ 756 在庫あり。 ★★★★★ |
現代アート、超入門! (集... | |
| カンディンスキーに何が書いてあるかわからくても、 キルヒナーが、上手いのかへたうまなのかわからなくても、 デュシャンが、そもそもアートなのかわからなくても、 モンドリアンの値打ちがわからなくても、 マグリットが、わかったのかわかっていないのか、わからなかったとしても、 ロスコの意味がわからなくても、 その絵の価値は決めるのは、それをアートと認めるか否かも含めて、 アーティストとともに、わたしたち自身が握っている。 早速、藤田令伊さんの続編に期待!!!現代アートがわからないと感じる人は多いと思いますが、本書はその現代アートの最高にわかりやすい入門書です(「超」入門書というのはウソではありません)。 「まえがき」で著者自身が書いていますが、そのわかりやすさの理由であり、著者のウリでもあるのが、著者が元フツーのサラリーマンであって、美術界オンリーでやってきた人ではないということです。 そのため、一般の人と同じように「わからなかった」過去があり、読者の目線でわからないことを前提に解説してくれているので非常にわかりやすい内容に仕上がっています。 こういう... | ||
フェルメール全点踏破の旅 (集英社新書ヴィジュアル版)朽木ゆり子 ¥ 1,050 在庫あり。 ★★★★★ |
フェルメール全点踏破の旅 ... | |
| 2004年12月から翌年1月にかけて、欧州5カ国と米国に足を運んだフェルメールの作品巡礼記。フェルメールの真作の数が不確定であるのに加えて、盗まれて行方不明の絵、限られた期間に公開されていなかった絵、著者が既に観たという理由で旅の目的から外した絵と国もあるので、厳密には全点踏破の旅ではない。しかし、フェルメールの絵とされるもののうち、絶対に外せないもの(「デルフト眺望」「真珠の耳飾りの少女」等)を含む33点を網羅している。訪れた美術館のたたずまいやコレクションの成り立ちについての記述も丁寧。 著者は、見事なカラー印刷で掲載された33点の各々に関して、来歴と絵の魅力(魅力の薄い絵もあるが、それは何故か)について思索を巡らす。光と影、色彩、寓意を解説し、絵の主題について先人の説を紹介しつつ、著者の推測を述べるが、断定調ではない。様々な考えを許容するオープン・エンドな、知的刺激を与える作品であることがフェルメールの魅力の一部だから、この態度は正しい。最後に、宗教的ではないだろうが、崇高なものへの献身が多くの人を惹きつける理由ではないか、と結ぶが、私も同意見だ。庶民の日常生活のさりげない静... | ||
マグリット (ニューベーシック) (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)マルセルパケ ¥ 1,575 通常1〜4週間以内に発送 ★★★★★ |
マグリット (ニューベーシ... | |
| 伝記も主な作品も全て収録されていますので、マグリットに始めて関心を寄せられた方にとっては詳しい解説書でしょうし、マグリット・ファンにとっては未見の作品の鑑賞にもなります。 価格的にもサイズ的にもハンディですので、気に入っていますが、入手が困難なようで惜しいですね。作品と対峙する美術鑑賞の時間が取れないという時や珍しい画家の作品を鑑賞する場合、美術書、図録、画集の存在はとても助けになります。 30年ほど前に、実際に美術館でマグリットの風変わりな作品の数々を鑑賞して以来、この画家には多大な関心を寄せていますし、出来るだけ多くの作品に触れるようにしています。もっとも日本の美術館に展示される機会を待っていても多くを望めませんので、このような作品集の出版の意味合いは重要だと考えます。 作品的には、46頁の「レディメイドの花束」、49頁の「デカルコマニー」、74頁の「共同発明」、83頁の「解放者」、巻末にある「大家族」等が代表作と言われる作品でしょうし、私の好きな作品です。シャルルロワのパレ・デ・ボザールに飾られたフレスコ画の大作「無知の妖精」にはマグリットの愛したモティーフが勢揃いしてい... | ||
ぼくの哲学アンディウォーホル ¥ 2,415 在庫あり。 ★★★★★ |
ぼくの哲学 | |
| 頭の中がウォーホルになってきます。(ウォーホルの頭の中はきっとこうだったのだなーみたいに思って、自分もそうなってくるから自分の頭の中がウォーホルにんったと思える) もはや、本の域を超えています! ウォーホルの頭の中を体験してみたい方、おすすめですので是非。ウォーホルの考えというのはわかりやすく、簡潔でユーモアがありクールでもある。 一つの物事について何か自分の意見を述べるとき、難しい言葉を使ったり、特に大儀そうにだらだらと語る必要はまったくないのだということに気付く。 それぐらいウォーホルのことばたちは新鮮で、はっとさせるものがある。 現代美術の超有名人、アンディ・ウォーホル(1987年没)の哲学をまとめた本です。数行〜1ページ程度の、短い警句や雑感集なので、軽く読めます。--------------------------------------------------------------東京で1番美しいものはマクドナルド。ストックホルムで1番美しいものはマクドナルド。フィレンツェで1番美しいものはマクドナルド。北京とモスクワはまだ美しいものがない。(p.99)----... | ||
グスタフ・クリムト (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ) (タッシェン・ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)ジルネレー ¥ 1,575 在庫あり。 ★★★★★ |
グスタフ・クリムト (ニュ... | |
| これまで絵画芸術には全く興味はなかったのですが、宿泊したホテルの壁にかけてあったクリムトの接吻を見て以来、クリムトの絵画にとても惹かれています。なかでも私が好きなのは花模様のモザイクです。パッチワークのような配色でかわいらしく、もしかするとクリムトは女性的な感性を持っていた人なのかな、と思います。女性の肖像画などを見ていても、肉体的にも精神的にも女性の持つやわらかさ、やさしさが滲み出ていると思います。この本は美術にまるで無知なわたしにも分かりやすい解説と、作品の印刷もきれいでとても素敵です。そしてこの値段ですから、買ってよかったと思っています。クリムトの人となりについても知ることができ、これを手元に置きながら、絵画展にでも出掛けたような気分になっています。19世紀末、ウィーンで台頭した世紀末芸術になぜか魅かれてしまいます。グスタフ・クリムトは、その中でもとても好きな画家の一人です。 日本画を意識した金箔やモチーフの使い方も素敵ですが、有無を言わせない強烈な官能を感じさせる人物の表情や、表されるシチュエーションにすっかり魅了されてしまいました。 様式を美しく利用しながら、そこを飛び... | ||
モネ (ニューベーシック) (タッシェン・ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)クリストフ・ハインリッヒ ¥ 1,575 在庫あり。 ★★★★★ |
モネ (ニューベーシック)... | |
| モネの主要な絵は全てオールカラーで収録されており、その様子は 美術の教科書のようです。 また、その絵を描いたときのエピソードがかなり詳しく記述されており、 モネの当時の食生活から交友関係、誰を尊敬していたか、などが絵ごとに 記載されているのがとても良いです。 画家として花開く前の無名の絵描きから巨匠として永眠するまでの生涯を この本一冊で追うことが出来ます。 モネは私の一番好きな画家なので、この本に出会えて本当に良かったです。 モネに興味がある人ならどんな手段を使ってでもこの本を手に入れるべきだと思います。 マネに影響されたモネ、モネから逆に光を取り入れたマネ、仲のよかったルノアール。パリからアルジャントゥイへ、再びパリへそして永住の地シヴェルニーへの引越し。妻カミーユと息子シャンを描いた「散歩、日傘をさす女」からカミーユ死後の顔のない「日傘の女」への変化。日本画から受けた影響。若いころの窮乏生活と晩年のグルメ生活。 年代を追って主な作品が詳しい解説と共にふんだんに紹介されていて、印象派の巨匠モネの伝記としても十分読み応えがあります。巻末には各作品の所蔵美術館も明記されていて親... | ||
百頭女 (河出文庫)マックスエルンスト ¥ 1,008 在庫あり。 ★★★★★ |
百頭女 (河出文庫) | |
| いろいろ褒めてあるので買って見たところ意味が判らない。どういうことかと言うと、絵と文章のつながりが判らない(実は出鱈目で意味など初めから無いのでは、、、)とにかく正常な精神状態では理解出来ない。「はまった!」それが現物を見た正直な感想である。眠る前に、静かな部屋で、暗闇の中で細い電灯を照らして、見たいのはこんな本だ。 とびきり素敵な悪夢が見られそうな、奇異な絵たち。その絵に合ってしているのか否かさっぱり分からないコラージュされた言葉たち。 怖いような気もする。とても滑稽な気もする。つまらない気もする。気持ち悪い気もする。 でも、見れば見るほど引き込まれる。 人間の頭は、これほど奇妙奇天烈なことを考えられるんだ、と嬉しくなる。 やはり、面白い。 一気に読める類の本ではない。また、順番どおり前から読む本でもない。 思い出したときにでも、数ページを、気の向くままにめくるだけでよい。 それだけで、日常の雑多な生活とは完全に断絶された世界が垣間見れる。澁澤龍彦の「幻想の画廊から」で知って以来、見てみたいと思っていましたが、お手頃価格の文庫で出版されるのは嬉しい限りです。 縮小されても何ら... | ||
レンピッカ (ニューベーシック) (ニューベーシック・アート・シリーズ)ジル・ネレ ¥ 1,575 通常1〜4週間以内に発送 ★★★★★ |
レンピッカ (ニューベーシ... | |
| 大判で綺麗な図版で、79ページながら、多数の作品が収録されています。 しかし、この本の価値は、薄さながら、とても解説が豊富、またレンピッカ自身の写真など資料写真も豊富なことです。 レンピッカの写真をたくさん見てください。 シャープで冷ややかな視線のレンピッカの絵ですが、 写真に写るレンピッカ自身が、実際にそのような目をしているのです。 驚くほどレンピッカ自身の写真と、レンピッカが描いた絵が似ています。 安くて図版も綺麗、本自体はとても薄い本なのでとてもお手軽、お奨めです。 | ||
現代アート事典 モダンからコンテンポラリーまで……世界と日本の現代美術用語集美術手帖編集部 ¥ 2,100 在庫あり。 |
現代アート事典 モダンから... | |
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西洋絵画の巨匠 カラヴァッジョ宮下規久朗 ¥ 3,360 在庫あり。 ★★★★★ |
西洋絵画の巨匠 カラヴァッ... | |
| 彼の全作品が網羅されているわけではありませんが、実物を数点観たことがある者からいいますと、非常に上質の画集です。少なくとも二人の人を殺害し、堕落の極地にいた呪われた画家であるからこそ、神の救いを必死で求める苦悩に満ちた人々を真に迫った感動的な作品を描けたと云えるでしょう。「夢もなく、恐れもなく」をモットーに生きたカラヴァッジョは、人間の苦悩をあまりにも知りすぎたのです。現実の全てを迫真的な写実と強烈な光と影のもとに照らし出した極度に内面化された登場人物は、実に驚くほど人間です。彼の作品の幾つかは、キリスト教芸術でだけでなく、世界の美術における最高傑作と云えるでしょう。 鳴門市の大塚国際美術館はその入場料の高さにも驚く が膨大な数の「陶板泰西名画」には圧倒される。あまり 点数が多くてみていると疲れてしまうのだけれど、この美 術館にきて最もよかったことはレプリカの泰西名画が原画 と同寸で再現されているということ。 本物を見るにこした ことはないが、すべてオリジナルをみるわけにはいかない。 同様に画集もなるべく大きなものがよいが高価でまた場所 もとる。ポケット画集を集めてみたもののなんだ... | ||
まなざしのレッスン〈1〉西洋伝統絵画 (Liberal arts)三浦篤 ¥ 2,625 在庫あり。 ★★★★★ |
まなざしのレッスン〈1〉西... | |
| 日本では収集が印象派に偏重していて見かることがさほど多くはないが、欧米の大きな美術館に行くと、印象派や現代とともに、それ以前に描かれた多くの絵画を目にする。展示室じゅうに同じような主題の作品が並んでいるのであるが、そのような絵がどのような背景をもっているのかがわからず、消化不良のまま美術館を後にした経験を持つ日本人は多いだろう。この本は、そのような、背景を知ることで絵画芸術の理解が一気に広がる時代・ジャンルの絵画を中心に講じたものである。 講義調で読みやすく、世界史の知識がなくても十分楽しむことができる。読書案内もついており発展性もある。もちろん、この本で得られた手がかりは、後の時代、あるいは異なるジャンルの絵画の鑑賞をも豊かなものにするに違いない。絵画を理解したいが、その対象が既に馴染みのある19世紀以降のものである人にとっては、一見満足な内容ではないだろうが、そのような人にこそ、うってつけかもしれない。惜しむらくは、図版が白黒なので必ずしも見やすいとはいえず、原題あるいは英語表記があればinternet上からカラー版を利用できるチャンスをいくらか小さくしてしまっていることくらい... | ||
カラヴァッジョへの旅―天才画家の光と闇 (角川選書)宮下規久朗 ¥ 1,785 在庫あり。 ★★★★★ |
カラヴァッジョへの旅―天才... | |
| イタリア美術史の若桑みどりが逝去する直前、半年に及んだ講義「カラヴァッジョ論」を聴講することができたのだが、目からうろこが落ちるような「若桑カラヴァッジョ」にも引けを取らない「宮下カラヴァッジョ論」だった。辛口批評を身上とする若桑が健在だったら、本書についてどのような感想を持つか聞きたかった。大著の「カラヴァッジョー聖性とヴィジョン」に比べても、こなれた文章で読者をひきつけた。こういう本を、地下鉄の中で読む若者が増えてほしいものだ。 カラヴァッジョの世界的権威である著者が、サントリー学芸賞を受賞した『カラヴァッジョ』に続き出版したカラヴァッジョ入門書。 本書ではカラヴァッジョの画の見どころとその解釈を助ける知識とが平易にしかも的確に理解できるように書かれている。特に、著者が初めて作品とであったときの衝撃と感銘をおりまぜ、作品の崇高性、一番言葉にし辛いところを、ものの見事に表現されている文章は、バロック美術のみならず美術史全てに精通した著者だからこそ描き出すことのできる世界であり、圧巻である。 また今回の作品は、著者と作品の初めての出会いのエピソードが沢山含まれ、大阪弁で裁判の陳... | ||
シャガール (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ) (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)インゴ・F・ヴァルター/ライナー・メッツガー ¥ 1,575 在庫あり ★★★★★ |
シャガール (ニュー・ベー... | |
| 僕にとって、シャガールの絵はピカソよりダリよりウォーホルよりひきつけられる物がある。シャガールファンが他の絵画鑑賞家よりも熱狂的な傾向があるというのもよく理解出来る。静寂と狂気が同居しつつ、言いようのないほのぼの感にも胸を打たれる。絵画という物が理解したいんだが理解出来ないという人にはお薦めである。登場キャラクターの全てがまるで魚の様な何処を見ているのだか分からない目をしているのには度肝を抜いた。もうちょっと具体的に書くと、「誕生日」という絵にはシャガールのべラ(シャガールの妻)に対する落ち着きなく常に抱きしめていたいという想いが、はちきれそうなぐらい詰まっているし、「三時半詩人」には詩人という職業のお洒落さが言いようもないほど巧みに表現されている。ダメですね、この本の持つ魅力をウマク表現しようと思ったのだが、あのシャガールの絵が目の前にチラつくと言葉を失ってしまいます。絵は言うまでもなく百聞より一見ですから、とりあえず本屋や美術館でシャガールの絵を見つけたらちょっとジックリ見てみて下さい。何か感じる人はもの凄く感じちゃうと思います。そういう人にはこの画集はお薦めです。僕はこの本の中... | ||
なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 4.0ケリー・グリーソン ¥ 1,575 在庫あり。 |
なぜか、「仕事がうまくいく... | |
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レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 岩波文庫 青 550-1レオナルドダ・ヴィンチ ¥ 735 在庫あり。 ★★★ |
レオナルド・ダ・ヴィンチの... | |
| 私がこの本を最初に手にしたのは高校生の時だった。 その時は難しい画数の多い旧書体の漢字についていけず途中で挫折した。あれから数十年。 最近になって、また読んでみたい衝動にかられて購入した。奥付けをみると「2009年3月5日 第60刷発行」となってるが高校時代に手にしたまんまの古い書体と小さな文字のままで驚いた。難しい書体の漢字は読めても、老眼が出始めた今 今度は小さな文字が苦痛になってきた。 これだけ版を重ねても、新しい大きな書体にリニューアルする気はさらさらないようである。岩波さんは頑固で一徹だ。 そこまで頑なにならなくともと思う。 しかし、この読みにくい書体は「古い文献」を読んでいるという気にもさせられる。もしかして、それを意図してえて 新しく読みやすい書体にしていないのだろうか? 素晴らしい本だと予想していましたが、残念な翻訳。 この本は、わざと難しい漢字を使っているのだろうか。 難しい漢字を使えば、高尚な本にでもなれるのだろうか。 難しい漢字を使えば、その分、読者はこの本を敬遠します。 簡単な漢字に翻訳し直してから、出版してください。いろんなことを考えているなーと感心する。 ... | ||
青春ピカソ (新潮文庫)岡本太郎 ¥ 420 在庫あり。 ★★★★★ |
青春ピカソ (新潮文庫) | |
| 岡本太郎の文章家としての魅力を知ったのは、今年になって手にした「美の呪力」という著書でした。それまでは、芸術は爆発だと「吼えて」いた「太陽の塔」の作者としてのイメージがただただ強烈でした。この「青春ピカソ」でもピカソの魅力や限界を過不足なく描く言葉を通して、岡本太郎の知性に触れることができます。その知性は周到で、20歳前の若さで、パリに留学した際、芸術だけでなく、マルセル・モースに学んだり、ジョルジュ・バタイユと交遊を持ったりする中で磨かれたものに違いないと思わせます。岡本太郎は一度ピカソの家を訪れ、半日ほど過ごします。若き天才が熟成した天才と出会うこの箇所はこの書の白眉であり、若き天才が取る微妙な距離が、記される言葉の中に表されているのを見ることが出来るように思います。前半はピカソ作品に対する彼なりの解釈で、後半がピカソとピカソしたときのエピソード。そとの面会シーンが実にスリリングです。後半から読んでも良いと思います。生のピカソに対する彼の驚きが実に表現豊かに綴られています。岡本太郎がパブロ・ピカソを唯一尊敬する20世紀の芸術家と考える根拠が書かれている。 岡本によれば、芸術家と... | ||
GERHARD RICHTER ゲルハルト・リヒター (DVD付)アルミン・ツヴァイテ 清水穣 林道郎 畠山直哉 ¥ 2,700 在庫あり。 ★★★★★ |
GERHARD RICHT... | |
| 付属のDVDは8分といが実際にリヒターが話す映像は初めて見たので、なるほどこういう人なのかと思い参考になった。 本は作品、解説ともに「リヒターの全貌」がよく分かるよう充実した内容になっている。 なお、勘違いしている人がいるようだがこの本には「オイル・オン・フォト」、つまり写真に直接ペイントした作品は掲載されていない。 個人的には、彼のオイル・オン・フォトを高く評価したいので、この点は残念である。ゲルハルト・リヒターは現代で最高の画家である。フォトペインティングによる具象やそれ以外の抽象も、コンセプトを理解せずともその色使いや描写力は群を抜いている。この作品集は安い値段で代表作のほとんどを観ることが出来る優れ物。印象派やピカソ止まりの人にぜひ観てほしい。現代で最も優れた美的感性に触れられるだろう。ところで、DVDに出てくるドイツ人のすべてが流暢に英語を話す。日本人の知的能力を一瞬疑いたくなった。島国日本はやはりダメだな。 2005年に金沢と佐倉で開催されたリヒター展の内容を知ることができる本です。これらの展覧会自体も,デュッセルドルフやミュンヘンでの展覧会をベースにした内容のようです。... | ||
デュシャンは語る (ちくま学芸文庫)マルセルデュシャン ピエールカバンヌ ¥ 998 在庫あり。 ★★★★★ |
デュシャンは語る (ちくま... | |
| どうしろっていうのだ デュシャンは何も言っていない ここで彼はずっとはぐらかすだけだ だからこそデュシャンなわけだし、こういうセルフプロデュースが彼の作品、ただでさえ素晴らしいそれらを神格化しかねない、まさにそれぞデュシャンなのだけど ここではいくつかの素晴らしい言葉が聴ける しかし、それは極僅かに滲み出てしまったもので、ここに書いてある最も重要な事柄は「彼は何も話しはしなかった」ということじゃなかろうか便器をアートにした男=デュシャンが晩に語った言葉は、至極常識的で、気持ちいいぐらい肩に力が入っていない。それだけでなく一見こだわりがないかのように見える彼の言葉の端々から、変に頑固な顔が垣間見えるのがおもしろい。マルセル・デュシャンと美術評論家のピエール・カバンヌの対話形式を取り、デュシャンが生い立ちや交友関係、自分の作品について幅広く語っている。「私はとても幸せです」という最後の言葉が印象的。チェスや言葉遊びを好むデュシャン自身が語る、拒否された『階段を降りる裸体』、運搬中にひびの入った『大ガラス』、抹殺されたレディ・メイド『泉』など作品にまつわる裏話を含め、現代芸術の父と呼ばれ... | ||