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<title>アルフォンス・ミュシャ</title>
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<description>まず感動したのは、一枚一枚の絵が大きいことです。
解説が別になってるお陰で、ページいっぱいに絵が掲載されてます。
文章よりもまず、ミュシャの絵をじっくり細かく見たいという方にはお勧めです。収録作品数...</description>
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まず感動したのは、一枚一枚の絵が大きいことです。
解説が別になってるお陰で、ページいっぱいに絵が掲載されてます。
文章よりもまず、ミュシャの絵をじっくり細かく見たいという方にはお勧めです。収録作品数は百を越え、その殆どがカラー。巻末には作品についての解説があり作品をより深く楽しめます。作品チョイスした人間の趣味か、めりはりに欠く感はあったものの、ボリューム、価格ともに買って損は無かった思いました。 資料として購入したのですが、内容としてはすばらしいです。大きさもそれなりで申し分ないです。ただやっぱりモノクロページが多いのは残念ですが。代表的なものでポスター以外の連作も掲載されていますが、一ページに二つずつ載せてあって、ちょっと辛いです。

 やっぱり連作でも一枚ずつ大きく見たかったですね。画集というよりカタログに近いかもしれませんね。

 あとこのテニスプレイヤーがいったい何者なのかすごく気になるのですが。だれですか？この人のコレクションなんでしょうか。ミュシャ本は生涯の作品をダイジェスト的に扱ったもの（習作やデッサン・装飾品・パステル画・油絵など）と、ミュシャ作品の中核をなすポスター画をメインに扱ったものとの2種類に分けられますが、これは後者の方です。
前者の生涯系の本は多数の作品を掲載しているものの、見たい作品を探すのが面だし、読み飛ばさなければならない無駄なページが多いため、日常的な使用には向きません（はじめはたくさん載っていて嬉しいのですが、だんだん煩わしくなってきます）。
このレンドルコレクションでは重要な作品はほとんどすべて掲載されているだけでなく、無駄なページがないので、気軽に鑑賞するのに適しています。
この類のミュシャ本は意外になく、これの他は1991年の展覧会図録しかないようです。とにかく、一番手にするのが多い本です。
20年以上のロングセラー商品。カラーの印刷と文章が分かれていて、文字の部分は薄い紙で薄くシンプルになっており、そのぶん厚い紙の作品部分が作品ののみに割かれていて、非常に満足度が高いです！
作品の横に解説の載っているものとは違って、純粋にページいっぱいの作品をうっとりと眺めることができます。

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<title>アルフォンス・ミュシャ作品集</title>
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<dc:date>2010-03-12T00:44:09+09:00</dc:date>
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<description>他の方々のレビューを参考にして購入しました。期待通り充実したものになっておりました。

良かった点としては、
・とにかく作品数が多いこと
 （絵だけでなく装飾品や彫刻などもほんの少しだが載っていた）...</description>
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他の方々のレビューを参考にして購入しました。期待通り充実したものになっておりました。

良かった点としては、
・とにかく作品数が多いこと
 （絵だけでなく装飾品や彫刻などもほんの少しだが載っていた）
 （下絵も多数掲載されており、完成作品と並列した形で並べられていることも多かった）
・解説がしっかししており、対訳となっていること。
・解説は作品が掲載されているページとは別に纏められており、
 作品のみを楽しみやすいこと。

ただ、ミュシャにおいて代表的なポスター画は少なく、油絵が相当数を占めている。また作品ひとつひとつが小さく（１ページに４、５作品載っているページが比較的多いが、１作品のみを大きく掲載しているページもちらほら見られる）ミュシャの絵のみをじっくり見たい人にはあまりおすすめできないかもしれない。

しかしミュシャの生涯を通しての作品と詳しい解説が載っている点で資料としての価値は高いように思われるので、星５つにしました。
私自身、この値段でこれだけの内容が備わった本はそう無いのではないかと思っています！大満足です。ただやはりもう一冊、ミュシャらしいポスター画の多く載った画集が欲しいな…と思ってしましました笑アルフォンス・ミュシャの作品はいつ見てもその美しさには感心します。伝説の女優サラ・ベルナールのポスターを始め、アール・ヌーヴォー様式の相当数の作品が掲載されていますのでミュシャ・ファンには見逃せないものだと思います。
図書というものは、サイズや色彩の再現において、実物と若干相違がありますので、それを考慮しながら見ないといけませんが、いつでも鑑賞できるという点で意義のあるものです。

19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した頃のミュシャの素晴らしさは万人が認めるところですが、50才を越えてからのミュシャについても関心があります。
パリで成功を収めたミュシャは祖国チェコ（当時はオーストリア=ハンガリー帝国領）にもどります。祖国の独立に立会い、作風も大きく変り代表作「スラブ叙事詩」を制作し、名前もチェコ人画家のアルフォンス・ムハとして生きていきました。パリでの名声と冨よりも自分の祖国建国への貢献を目指した生き方はミュシャのパリ時代とは違った一面を確認しました。

1939年に、ナチス・ドイツが侵攻して、折角独立したチェコスロヴァキア共和国は解体させられ、その年に、ミュシャは亡くなりました。ナチスの拷問にあったとも言われています。その後「プラハの春」と呼ばれた時代を経ながら、実際は1989年のソ連解体までチェコに真の自由は訪れませんでした。

華やかなパリ時代の作品の美しさは別格ですが、それでも祖国へ帰ろうとしたミュシャの生き様と作品にも心が動かされます。アール・ヌーボー時代のポスターやスラブ叙事詩など
ややもすると、有名・人気作品に偏って紹介されがちなアルフォンス・ミュシャ。
この作品集は、有名どころもしっかりと掲載しながら
ミュシャの工芸作品や挿絵の本、スケッチなど、アーティストとしてのアルフォンス・ミュシャを理解するために欠かせない作品も網羅している。
解説も、作品ごとにコンパクトにまとまっていながら、別ページでも詳細に記載するな、配慮が深い。

ミュシャのカタログ・レゾネの代表は Alphonse Mucha Complete Graphic Works だが、現在は絶版。日本語版は出版されたことすらない。
それを思うと、現在入手できるミュシャの作品集の中では、必携の第一に挙げられるだろう。
没後５０周年記念展（１９８９〜１９９２年）の図録を編集刊行した作品集の新装版です。そのため、図版は出品作品の紹介を主な目的としていて、ほとんどのものが小さめです。しかし生涯に渡っての作品が網羅され、解説類がしっかりしているのでこれ１冊でミュシャのほとんどが分かりますし、代表作だけの作品集ではないので他ではあまり見られない作品も載っています。有名なポスター類を大きいサイズで見たい場合は、他の作品集も（！）買いましょう。作品収録数がかなりの量です！！種類も豊富で、おなじみのポスター、スラヴ叙事詩、装飾人物集・資料集、ミュシャデザインの装飾品、ミュシャの絵が使われた食器類、またそれらの下書きや習作、解説ページも英語＋日本語訳が掲載されています。私自身かなりミュシャの画集を見てきたんですが、それらに載っていないものがかなりありました。個人的に良かった点は、・スラヴ叙事詩が（小さいですが）全作品掲載されている・ミュシャの生きていた時代の説明やミュシャ自身の細かな年表＋写真・マイナー（？）な作品もしっかり収録されている・一番最後のページには掲載作品の索引つきなどです。有名なポスター画は少ない方なので（ほとんど下絵ですね）ミュシャのポスター画はスキだけど油絵には興味がない方にはオススメ出来ません…。他の難点は、解説などで絵が微妙に小さい物があるところですかね。油絵の収録数はおそらく他の（現在市販されている）画集の中では一番ではないでしょうか。なのでミュシャが大好き！詳しく知りたい！！という方には大変オススメです！（予想外！というくらい詳しいですよ！）値段もそこまで高くないですので内容に対して十分おつりの帰ってくる値段だと思います。以上の理由で、満場一致（？）の星５つです！
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<title>レンピッカ (ニューベーシック) (ニューベーシック・アート・シリーズ)</title>
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<description>大判で綺麗な図版で、79ページながら、多数の作品が収録されています。

しかし、この本の価値は、薄さながら、とても解説が豊富、またレンピッカ自身の写真など資料写真も豊富なことです。

レンピッカの写...</description>
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<![CDATA[
大判で綺麗な図版で、79ページながら、多数の作品が収録されています。

しかし、この本の価値は、薄さながら、とても解説が豊富、またレンピッカ自身の写真など資料写真も豊富なことです。

レンピッカの写真をたくさん見てください。
シャープで冷ややかな視線のレンピッカの絵ですが、
写真に写るレンピッカ自身が、実際にそのような目をしているのです。
驚くほどレンピッカ自身の写真と、レンピッカが描いた絵が似ています。

安くて図版も綺麗、本自体はとても薄い本なのでとてもお手軽、お奨めです。
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<title>現代アート事典 モダンからコンテンポラリーまで……世界と日本の現代美術用語集</title>
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<title>カラヴァッジョへの旅―天才画家の光と闇 (角川選書)</title>
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<description>イタリア美術史の若桑みどりが逝去する直前、半年に及んだ講義「カラヴァッジョ論」を聴講することができたのだが、目からうろこが落ちるような「若桑カラヴァッジョ」にも引けを取らない「宮下カラヴァッジョ論」...</description>
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イタリア美術史の若桑みどりが逝去する直前、半年に及んだ講義「カラヴァッジョ論」を聴講することができたのだが、目からうろこが落ちるような「若桑カラヴァッジョ」にも引けを取らない「宮下カラヴァッジョ論」だった。辛口批評を身上とする若桑が健在だったら、本書についてどのような感想を持つか聞きたかった。大著の「カラヴァッジョー聖性とヴィジョン」に比べても、こなれた文章で読者をひきつけた。こういう本を、地下鉄の中で読む若者が増えてほしいものだ。  カラヴァッジョの世界的権威である著者が、サントリー学芸賞を受賞した『カラヴァッジョ』に続き出版したカラヴァッジョ入門書。
 本書ではカラヴァッジョの名画の見どころとその解釈を助ける知識とが平易にしかも的確に理解できるように書かれている。特に、著者が初めて作品とであったときの衝撃と感銘をおりまぜ、作品の崇高性、一番言葉にし辛いところを、ものの見事に表現されている文章は、バロック美術のみならず美術史全てに精通した著者だからこそ描き出すことのできる世界であり、圧巻である。
 また今回の作品は、著者と作品の初めての出会いのエピソードが沢山含まれ、大阪弁で裁判の陳述を描き出すなどおもわず美術の専門書を読んでいるのも忘れるくらい笑いにあふれるエキサイティングな内容である。
 神戸で大人気の著者の講演会を、ライブ感覚で楽しめ、『カラヴァッジョへの旅』という名の通り、美術史に精通しているかたは勿論、一般の読者が入っていくのにもとてもお勧めの一品である。
カラヴァッジョは日本ではそれほど有名ではなくて、知る人ぞ知る画家だったのですが、最近ファンが増えてきたのか、本もいろいろ出るようになったのでうれしいと思っていました。この本は、カラヴァッジョ研究の第一人者が書いたもので、絵を見て回る旅行案内のようなものかと思ったら、生涯に沿って絵を解説して、また絵のある場所や雰囲気の説明もあるという感じで、とても読みやすいです。故郷のカラヴァッジョから始まり、ローマを経て、ナポリ、マルタ、シチリアの逃走ルートを順にたどっていて、実際に絵を見に行った気分になります。行ったことがある美術館とかも懐かしく思い出せました。とてもわかりやすいのにあちこちにとても深い内容がさりげなく書いてあり、なるほどなーって感動しました。ただカラー写真が少ないのは残念でした。私がもともとカラヴァッジョに興味をもっていたことをのぞいても、今まで読んだ画家の本の中で、もっともためになってぐいぐい引きこまれておもしろく読めました。
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<title>現代アート、超入門! (集英社新書 484F)</title>
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<description> カンディンスキーに何が書いてあるかわからくても、
 
 キルヒナーが、上手いのかへたまなのかわからなくても、

 デュシャンが、そもそもアートなのかわからなくても、

 モンドリアンの値打ちがわか...</description>
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<![CDATA[
 カンディンスキーに何が書いてあるかわからくても、
 
 キルヒナーが、上手いのかへたまなのかわからなくても、

 デュシャンが、そもそもアートなのかわからなくても、

 モンドリアンの値打ちがわからなくても、

 マグリットが、わかったのかわかっていないのか、わからなかったとしても、

 ロスコの意味がわからなくても、

 その絵の価値は決めるのは、それをアートと認めるか否かも含めて、

 アーティストとともに、わたしたち自身が握っている。


早速、藤田令伊さんの続編に期待！！！現代アートがわからないと感じる人は多いと思いますが、本書はその現代アートの最高にわかりやすい入門書です（「超」入門書というのはウソではありません）。

「まえがき」で著者自身が書いていますが、そのわかりやすさの理由であり、著者のウリでもあるのが、著者が元フツーのサラリーマンであって、美術界オンリーでやってきた人ではないということです。
そのため、一般の人と同じように「わからなかった」過去があり、読者の目線でわからないことを前提に解説してくれているので非常にわかりやすい内容に仕上がっています。

こういう説明ができる人がもう少し増えれば現代アートに興味を持つ人はもっと増えるだろうに、と感じた一冊でした。
もちろん新書一冊で現代アートの全てがわかるはずもないのだけれど、有名な作品だから素晴らしい、と知ったかぶりをしたくない人にオススメです。
とても読みやすい入門書です。

「分からない」作品の観方や考え方を「分かり易い」説明で示し、
「分からなくても」作品鑑賞ができると思うようになります。

全体を通して「分からなくても構わない、自分なりの鑑賞をしよう」と
「現代アート」の世界へいざなう著者の思いが伝わってきます。
また、それぞれの章の後半が簡単な現代アート史のようになっていて、
どの美術作品にも時代的背景があることに気付きます。

「現代美術」とせず、「現代アート」とカタカナで記述されている
ところには著者の何か意味するところがあるのかなとふと思いました。
佐々木健一著「美学への招待」の内容とも通じるところがありそうです。
「芸術」「美術」「藝術」「アート」「art」のそれぞれの定義や、
言葉の持つ印象や連想される内容を考えるのも面白いかもしれません。

新書で気軽に読める、アート入門書。
内容は、20世紀初頭から現在に至るまでの作品に触れながら、アーティストや美術界の流れを俯瞰するもの。

著者は現在アートライターですが、元々美術界の人でないため、説明が非常に分かりやすいです。
各章の掴み部分がうまいと思いました。筆者が初めて作品を見て思ったことが素直に書かれており、
一般の多くの人に共感できるものです。

結論として感じたのは、現代アートを理解するうえで必要なのは「価値観の柔軟性」。
作品の良し悪しは鑑賞者その人が決め、鑑賞者がいなければアートは成り立たない。
アーティストや作品についての予備知識があれば、より多面的に楽しめるが、思い込みによるデメリットもある。
世間の評価を気にせず、自分の感性を信じて気軽に楽しもう、といったところ。

本書では、以下の作品が取り上げられていますが、これらの作品やアーティストを知らない人ほど、
本書はおすすめであるといえます。
・マティス： 緑のすじのあるマティス婦人の肖像
・ピカソ： アヴィニョンの娘たち
・カンディンスキー： コンポジションVI
・キルヒナー： ストーリーシーン ベルリン
・デュシャン： 泉
・モンドリアン： コンポジションII
・マグリット： 光の帝国
・ロスコ： 無題
・ウォーホル： ブリロボックス
・セラ： 傾いた弧
・セラーノ： ピス・クライスト
・菅 亮平： an actor
科学でも技術でもそうだが、現代のキーワードは、
モノからコト、すなわち抽象化である。
アートの世界も例外ではなく、モノではなく、
抽象化されたコトが表現されるようになってきている。

著者が挙げてる、美しいかどうかわからない、
何を描いているかわからない、上手かどうかわからない、
アートかどうかわからないといった問題提起は、すなわち、
抽象的に表現されたコトをどう受容すればいいのか
というヒントを与えるための問題提起だと言える。

著者の意図がどこまで実現しているかだが、
現代アート作品のそれぞれの背景の説明を読んでいるうちに、
段々と視野が広がって、見えなかったものが少し見えてくる
現代アートの持つ幅がわかってくるという限度で成功している
ように思う。
「超入門」という点では、満点に近い出来だろう。
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<item rdf:about="http://59book-shop.book-search-no1.com/detail/07/4887830289.html">
<title>マグリット (ニューベーシック) (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)</title>
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<description>伝記も主な作品も全て収録されていますので、マグリットに始めて関心を寄せられた方にとっては詳しい解説書でしょうし、マグリット・ファンにとっては未見の作品の鑑賞にもなります。

価格的にもサイズ的にもハ...</description>
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伝記も主な作品も全て収録されていますので、マグリットに始めて関心を寄せられた方にとっては詳しい解説書でしょうし、マグリット・ファンにとっては未見の作品の鑑賞にもなります。

価格的にもサイズ的にもハンディですので、気に入っていますが、入手が困難なようで惜しいですね。作品と対峙する美術鑑賞の時間が取れないという時や珍しい画家の作品を鑑賞する場合、美術書、図録、画集の存在はとても助けになります。

３０年ほど前に、実際に美術館でマグリットの風変わりな作品の数々を鑑賞して以来、この画家には多大な関心を寄せていますし、出来るだけ多くの作品に触れるようにしています。もっとも日本の美術館に展示される機会を待っていても多くを望めませんので、このような作品集の出版の意味合いは重要だと考えます。

作品的には、４６頁の「レディメイドの花束」、４９頁の「デカルコマー」、７４頁の「共同発明」、８３頁の「解放者」、巻末にある「大家族」等が代表作と言われる作品でしょうし、私の好きな作品です。シャルルロワのパレ・デ・ボザールに飾られたフレスコ画の大作「無知の妖精」にはマグリットの愛したモティーフが勢揃いしています。無機質的で虚無的でもあり、静かな空虚感が彼の作風を物語っています。この個性は他の画家からは味わえない独特の味わいと言えるでしょう。

ポップアートの世界でもマグリットの影響を受けた作品は沢山見うけられますし、日本のシュルレアリスムにも多大な影響を与えた画家ですので、一人でも多くの方に作品を鑑賞する機会の保証としてこのようなリーズナブルな本の入手、流通、再版を期待したいですね。 ジョルジョ・デ・キリコやマルセル・デュシャンに近いものを感じます。エドワード・ホッパーに通じる詩情や、タイトルの付け方に抜群のセンスを感じます。ジャン・デュビュッフェ風の絵を描いていたとは驚いた。ジョルジェットは良妻賢母だなぁ。 
 
 この本は絵をイコノグラフィー的に読み解く本で、翻訳も良いからか文章が分かり易い。外国語が達者ではない方は、日本語版を選んで下さい。彼が表現したいものや彼の哲学・思想・思考...が理解出来なければ、作品も単なる騙し絵にしか見えなくなってしまいますから。 
 作品数は少ないかもしれませんが、紙質・文字のフォント・構成が良い仕事しているんですよ。 
 廃版状態らしいので、他の出版社でもいいから再版して多くの人に読んで欲しいですね。 「大家族」や「光の帝国」といった広く知られたものから、彫刻まで本当に多くの作品がカラーで紹介されています。この画集で初めて見たものもありました。
解説は必要最低限なので、作品を多く見たい方におすすめです。
サイズもそんなに大きくないので気軽に手に取れます。
 マグリットの世界にドップリ浸かれることうけあいです！
 
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<item rdf:about="http://59book-shop.book-search-no1.com/detail/08/410536801X.html">
<title>ぼくの哲学</title>
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<description>頭の中がウォーホルになってきます。（ウォーホルの頭の中はきっとこうだったのだなーみたいに思って、自分もそうなってくるから自分の頭の中がウォーホルにんったと思える）

もはや、本の域を超えています！
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頭の中がウォーホルになってきます。（ウォーホルの頭の中はきっとこうだったのだなーみたいに思って、自分もそうなってくるから自分の頭の中がウォーホルにんったと思える）

もはや、本の域を超えています！

ウォーホルの頭の中を体験してみたい方、おすすめですので是非。ウォーホルの考えというのはわかりやすく、簡潔でユーモアがありクールでもある。
一つの物事について何か自分の意見を述べるとき、難しい言葉を使ったり、特に大儀そうにだらだらと語る必要はまったくないのだということに気付く。

それぐらいウォーホルのことばたちは新鮮で、はっとさせるものがある。

現代美術の超有名人、アンディ・ウォーホル(1987年没)の哲学をまとめた本です。数行〜1ページ程度の、短い警句や雑感集なので、軽く読めます。--------------------------------------------------------------東京で1番美しいものはマクドナルド。ストックホルムで1番美しいのはマクドナルド。フィレンツェで1番美しいものはマクドナルド。北京とモスクワはまだ美しいものがない。(p.99)--------------------------------------------------------------(注:当時はまだ中国にもソ連にもマクドナルドがなかった)もう1つ、行きますか。--------------------------------------------------------------美容上の問題があるとする。新しくできたニキビや、光沢のない髪、不眠症の眼、腹の周りに増えた余計な脂肪という類。それがなんであれそれも口に出して言えばいいんだ。ぶっちゃけて言わないと。(中略)「クリスマスにチョコレート食べ過ぎて 3キロも太っちゃったわ、体重落とさなきゃ」という具合に。言わなかったら一時的な問題なのにそれこそ永遠の問題だと思われてしまう。会ったばかりの人にそんなこと思われちゃたまんないよね。(p.91)--------------------------------------------------------------なんとなく村上春樹の文章に似ていると思ってしまったのは僕だけでしょうか？アンディ・ウォーホルの自伝風の本『ぼくの哲学』を読んだ。凄い面白かった。強烈でユニークな価値観は他に類を見ない。(ちなみに僕の会社でのコーヒーカップはずっと『Adobe Illustrator』のビーナスをポップアートにしたウォーホルのデザインだ。)強烈でユニークであると言うことは、それだけくだらない批判も多いと言うことだというのが良く分かる。でも、ダイヤモンドは傷つかないのだ。この本のなかでまさにウオーホルは全開だ。ピカソの生涯かけての4000枚の作品に対して、自分なら一日で出来ると言っている。確かに彼の作品の大半はシルク・スクリーンだからやる気になれば一日で出来てしまう。一枚が傑作ならば、全て傑作だから確かにそれはその通りだ。なにかそこにはデジタルな傑作が次々と世に出ていく現代の走りのようなものを感じる。つまらない小説より、すごい人の伝記の方が数倍面白いと思う。この本には美、愛、仕事、そして彼の不特定多数からなる“Ｂ”との友好関係などさまざまなジャンルにおけるＡｎｄｙなりの解釈の仕方がかなり詳しく書いてあります。もちろん彼のああいった性格上（今日言ったことと昨日言ったことが全く違う）、彼自身を把握することはほとんど不可能なことではありますが、この本を読めば彼がどのような人かというあいまいな雰囲気がつかめるでしょう。しかし、それにしてもやはりＡｎｄｙはすごく頭の切れる人ですね。
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<item rdf:about="http://59book-shop.book-search-no1.com/detail/09/4887830068.html">
<title>グスタフ・クリムト (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ) (タッシェン・ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)</title>
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<description>これまで絵画芸術には全く興味はなかったのですが、宿泊したホテルの壁にかけてあったクリムトの接吻を見て以来、クリムトの絵画にとても惹かれています。なかでも私が好きなのは花模様のモザイクです。パッチワー...</description>
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これまで絵画芸術には全く興味はなかったのですが、宿泊したホテルの壁にかけてあったクリムトの接吻を見て以来、クリムトの絵画にとても惹かれています。なかでも私が好きなのは花模様のモザイクです。パッチワークのような配色でかわいらしく、もしかするとクリムトは女性的な感性を持っていた人なのかな、と思います。女性の肖像画などを見ていても、肉体的にも精神的にも女性の持つやわらかさ、やさしさが滲み出ていると思います。この本は美術にまるで無知なわたしにも分かりやすい解説と、作品の印刷もきれいでとても素敵です。そしてこの値段ですから、買ってよかったと思っています。クリムトの人となりについても知ることができ、これを手元に置きながら、絵画展にでも出掛けたような気分になっています。19世紀末、ウィーンで台頭した世紀末芸術になぜか魅かれてしまいます。グスタフ・クリムトは、その中でもとても好きな画家の一人です。

日本画を意識した金箔やモチーフの使い方も素敵ですが、有無を言わせない強烈な官能を感じさせる人物の表情や、表されるシチュエーションにすっかり魅了されてしまいました。

様式を美しく利用しながら、そこを飛び出して主張してくるモチーフの人物たちの強烈な魅力。物語性。ほとばしる感情。

ミステリアスな世界の前にたたずんでいると、時を忘れてその世界に同化し引きずり込まれる感じがします。本当に大好きな画家です。 

展覧会の際、公式の図録でなく、こちらの書籍を購入しました。図版も多いですし印刷も美しく、クリムトが生きた時代背景や彼の伝記的な部分、個々の絵画に関する解説などわかり易く書かれています。

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<title>フェルメール全点踏破の旅 (集英社新書ヴィジュアル版)</title>
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<description>２００４年１２月から翌年１月にかけて、欧州５カ国と米国に足を運んだフェルメールの作品巡礼記。フェルメールの真作の数が不確定であるのに加えて、盗まれて行方不明の絵、限られた期間に公開されていなかった絵...</description>
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２００４年１２月から翌年１月にかけて、欧州５カ国と米国に足を運んだフェルメールの作品巡礼記。フェルメールの真作の数が不確定であるのに加えて、盗まれて行方不明の絵、限られた期間に公開されていなかった絵、著者が既に観たという理由で旅の目的から外した絵と国もあるので、厳密には全点踏破の旅ではない。しかし、フェルメールの絵とされるもののうち、絶対に外せないもの（「デルフト眺望」「真珠の耳飾りの少女」等）を含む３３点を網羅している。訪れた美術館のたたずまいやコレクションの成り立ちについての記述も丁寧。

著者は、見事なカラー印刷で掲載された３３点の各々に関して、来歴と絵の魅力（魅力の薄い絵もあるが、それは何故か）について思索を巡らす。光と影、色彩、寓意を解説し、絵の主題について先人の説を紹介しつつ、著者の推測を述べるが、断定調ではない。様々な考えを許容するオープン・エンドな、知的刺激を与える作品であることがフェルメールの魅力の一部だから、この態度は正しい。最後に、宗教的ではないだろうが、崇高なものへの献身が多くの人を惹きつける理由ではないか、と結ぶが、私も同意見だ。庶民の日常生活のさりげない静謐な時の流れを切り取って愛おしく思う、祈りに似た感情が込められているからこそ、フェルメールの絵は愛されるのだろう。

トロニーという言葉やダリがフェルメールを模写していたこと等を初めて知った。そういう周辺の話も面白い。３３点の絵はデルフト眺望を除いて１作を１頁におさめ、見やすい。贅沢な新書だ。題名に旅とあるから紀行色が強いのかと思っていたが、良い意味で裏切られた。フェルメール以外の要素は削ぎ落とされていて、無駄がない。モナリザに目もくれず、ひたすらフェルメールを追い求める筆者には潔さすら感じられる。

内容が絵、美術館、都市にフォーカスしている。さすがジャーナリストの筆者というべきであろう。
だからといって淡々としているわけではなくて、筆者独自の調査による考察としてよくまとまっている。
絵に含まれる愚意であるような、ないような、微妙な部分がうまく表現されていると思った。だからといって、自論の押し付けではないから、想像豊かに読むことができる。

新書の形でコンパクトにまとまっているのもうれしい。オールカラーで紙質も良い。
本書を手にすれば、フェルメール巡礼の旅に想いを馳せること間違いないだろう。
すばらしい。

この本を読んでいるときだけ、現実を忘れて夢のような
旅の世界に浸ることができました。

フェルメール作といわれる３３点（実際には３７点らしいが、
事情で３３点とのこと）を、オランダ、ドイツ、ロンドン、アメリカ
などの所蔵美術館を巡った朽木氏による、一点づつの丁寧な
説明が、現実の時間の流れを止めてくれます。

年代順、ではなく、巡回した美術館所蔵順ということで、
年次ではなく、まさにその作品そのものを丹念に楽しむ旅。

実は「解説」というのは正しくなく、一作のフェルメール作品の
謎を解きながら、ああでもない、こうなのかもしれない、しかし
真実は闇の中、という雰囲気が特に好きです。

謎多き画家の、謎だらけの作品には、こういう旅が似合う。

私も、願わくば、こんな旅を、じっくりしてから、と思ってしまう。

作品の写真もいいのですが、マウリッツ美術館他の美術館の建物
の、そこはかとなく美しい外観写真の掲載はうれしい。
さらに、壁にかかった実際の額写真があるので、そのサイズの小ささと
逆に、絵画の緻密さ、奥行き、精緻さ、そして色彩と不思議さが余計に
伝わってくる、とても気に入った本です。フェルメールについて、あるいは絵全般についても詳しくない人も、本書を薦めたい。本書を読んだ後、小林頼子あたりの本が読みたくなったら、あなたは十分、絵画の専門家と呼ばれてもおかしくない。絵に対する好奇心を喚起する点で、本書は抜群の切れ味をみせている。何回か読み直すうちに、私が着目したのは、”天秤を持つ女”に関する本書の記述である。オランダの風俗画はサイズが小さいという話から、なぜか芥川龍之介の『傀儡師』（くぐつ）という短編集を思い出した。ここにはどの小説にも実際の傀儡を登場させたものはないが、”くぐつ”とは、日本の平安時代以降の人形使いのことをいう。首にかけた小さな箱の中からおもむろに登場する操り人形である。小さな箱から飛び出した人形劇・映画館の映像なのだ。要するに光の世界が傀儡にはある。フェルメールと傀儡には、ほぼ点（小箱）となった量子論的な光の世界という共通部分がある。もっとこの事を知りたかったら、手前味噌にはなるが、この本、「宇宙に開かれた光の劇場」上野和男・著を読むことを薦めたい。傀儡については、同じ著者の本、「縄文人の能舞台」に詳しいことが紹介されている。2006年9月20日リリース。作品がたっ37枚(確実なのは32枚)しかないフェルメールの作品を所蔵する美術館を訪ねて全点踏破するという実に愉しい企画。筆者が多くの文献と美術館に実際行ったときの様子も交えて語っておりとてもなかなか素晴らしい。その絵の持ち主の履歴を『来歴』と言うらしいのだが、そこにも詳しく触れている。

今や、フェルメールは日本で最も人気のある画家のようだ。これはやはりトレイシー・シュヴァリエの書いた小説『真珠の耳飾りの少女』とその映画化でスカーレット・ヨハンソンが演じた主人公の美しさが影響しているように思う。この本でフェルメールの作品全点を観て感じるのは、やはりその表情の神秘性にあるような気がする。昔、サルバドール・ダリの本を読んでいて、フェルメールの絵の秘密が分かれば絵が描けなくなってもかまわない、みたいなことを書いていたのを思い出す。

余談だが、現在、上野の東京都美術館で『フェルメール展(光の天才画家とデルフトの巨匠たち)』が開かれている(2008年8月2日-12月14日)。その展示の中にこの本の冒頭に登場する37枚目のフェルメールの作品、『ヴァージナルの前に座る若い女』が展示されている。2004年にフェルメールの作と認定されたばかりの話題の作品であり、是非ともご覧になることをオススメする。
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<item rdf:about="http://59book-shop.book-search-no1.com/detail/11/4887830270.html">
<title>シャガール (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ) (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)</title>
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<description>僕にとって、シャガールの絵はピカソよりダリよりウォーホルよりひきつけられる物がある。シャガールファンが他の絵画鑑賞家よりも熱狂的な傾向があるというのもよく理解出来る。静寂と狂気が同居しつつ、言いよう...</description>
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僕にとって、シャガールの絵はピカソよりダリよりウォーホルよりひきつけられる物がある。シャガールファンが他の絵画鑑賞家よりも熱狂的な傾向があるというのもよく理解出来る。静寂と狂気が同居しつつ、言いようのないほのぼの感にも胸を打たれる。絵画という物が理解したいんだが理解出来ないという人にはお薦めである。登場キャラクターの全てがまるで魚の様な何処を見ているのだか分からない目をしているのには度肝を抜いた。もうちょっと具体的に書くと、「誕生日」という絵にはシャガールのべラ（シャガールの妻）に対する落ち着きなく常に抱きしめていたいという想いが、はちきれそうなぐらい詰まっているし、「三時半詩人」には人という職業のお洒落さが言いようもないほど巧みに表現されている。ダメですね、この本の持つ魅力をウマク表現しようと思ったのだが、あのシャガールの絵が目の前にチラつくと言葉を失ってしまいます。絵は言うまでもなく百聞より一見ですから、とりあえず本屋や美術館でシャガールの絵を見つけたらちょっとジックリ見てみて下さい。何か感じる人はもの凄く感じちゃうと思います。そういう人にはこの画集はお薦めです。僕はこの本の中の「三時半詩人」に感動して、フィラデルフィアミュージアムまで現物を見に行っちゃいました。そのぐらい人を惹きつけます。
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<title>なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 4.0</title>
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<title>百頭女 (河出文庫)</title>
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<description>いろいろ褒めてあるので買って見たところ意味が判らない。どういうことかと言うと、絵と文章のつながりが判らない（実は出鱈目で意味など初めから無いのでは、、、）とにかく正常な精神状態では理解出来ない。「は...</description>
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いろいろ褒めてあるので買って見たところ意味が判らない。どういうことかと言うと、絵と文章のつながりが判らない（実は出鱈目で意味など初めから無いのでは、、、）とにかく正常な精神状態では理解出来ない。「はまった！」それが現物を見た正直な感想である。眠る前に、静かな部屋で、暗闇の中で細い電灯を照らして、見たいのはこんな本だ。

とびきり素敵な悪夢が見られそうな、奇異な絵たち。その絵に合ってしているのか否かさっぱり分からないコラージュされた言葉たち。
怖いような気もする。とても滑稽な気もする。つまらない気もする。気持ち悪い気もする。

でも、見れば見るほど引き込まれる。
人間の頭は、これほど奇妙奇天烈なことを考えられるんだ、と嬉しくなる。
やはり、面白い。

一気に読める類の本ではない。また、順番どおり前から読む本でもない。
思い出したときにでも、数ページを、気の向くままにめくるだけでよい。
それだけで、日常の雑多な生活とは完全に断絶さた世界が垣間見れる。澁澤龍彦の「幻想の画廊から」で知って以来、見てみたいと思っていましたが、お手頃価格の文庫で出版されるのは嬉しい限りです。
縮小されても何ら魅力は損なわれていません。
マグリッドが”絵画とタイトルの関係は詩的であること”と言ったように、エルンストのこの作品もまとまった作品というよりは１枚のコラージュに１つの詩があって、独立した作品として完成されているように思えます。個人的に、マックス・エルンストのコラージュ小説の中でも最高傑作と思われる作品。百頭女、鳥類の長ロプロプ、永遠の父といったキャラクターたちがシュールな世界を駆け巡り、あるいはジュール・ヴェルヌ的な１９世紀SF世界があり、またあるいはマタ・ハリのジュブナイル世界がある。そしてロプロプの怒りによって世界は破滅を迎え、静かに再生する。すべてが実にエルンストらしく、何度も読み返せる作品。コラージュの面白さを極めた作品。恣意的なところなど何もなく、細部にまでぎっちり美しい悪夢が詰まっている。もちろん、通常の意味で小説ではなく、むしろ画集と呼ぶべき本なのだが、不思議と小説的な感触もある。観る度に発見があり、自分の想像力の限界を押し広げられるような感覚を得ることができる。様々なスタイルを持つエルンストだが、これはひとつの代表作と言えるだろう。
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<title>モネ (ニューベーシック) (タッシェン・ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)</title>
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<description>モネの主要な絵は全てオールカラーで収録されており、その様子は
美術の教科書のようです。

また、その絵を描いたときのエピソードがかなり詳しく記述されており、
モネの当時の食生活から交友関係、誰を尊敬...</description>
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モネの主要な絵は全てオールカラーで収録されており、その様子は
美術の教科書のようです。

また、その絵を描いたときのエピソードがかなり詳しく記述されており、
モネの当時の食生活から交友関係、誰を尊敬していたか、などが絵ごとに
記載されているのがとても良いです。

画家として花開く前の無名の絵描きから巨匠として永眠するまでの生涯を
この本一冊で追うことが出来ます。

モネは私の一番好きな画家なので、この本に出会えて本当に良かったです。
モネに興味がある人ならどんな手段を使ってでもこの本を手に入れるべきだと思います。 マネに影響されたモネ、モネから逆に光を取り入れたマネ、仲のよかったルノアール。パリからアルジャントゥイへ、再びパリへそして永住の地シヴェルニーへの引越し。妻カミーユと息子シャンを描いた「散歩、日傘をさす女」からカミーユ死後の顔のない「日傘の女」への変化。日本画から受けた影響。若いころの窮乏生活と晩年のグルメ生活。 年代を追って主な作品が詳しい解説と共にふんだんに紹介されていて、印象派の巨匠モネの伝記としても十分読み応えがあります。巻末には各作品の所蔵美術館も明記されていて親切！ただ、翻訳の日本語が少し不自然で難解な気がします。
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<title>まなざしのレッスン〈1〉西洋伝統絵画 (Liberal arts)</title>
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日本では収集が印象派に偏重していて見かけることがさほど多くはないが、欧米の大きな美術館に行くと、印象派や現代とともに、それ以前に描かれた多くの絵画を目にする。展示室じゅうに同じような主題の作品が並んでいるのであるが、そのような絵がどのような背景をもっているのかがわからず、消化不良のまま美術館を後にした経験を持つ日本人は多いだろう。この本は、そのような、背景を知ることで絵画芸術の理解が一気に広がる時代・ジャンルの絵画を中心に講じたものである。

講義調で読みやすく、世界史の知識がなくても十分楽しむことができる。読書案内もついており発展性もある。もちろん、この本で得られた手がかりは、後の時代、あるいは異なるジャンルの絵画の鑑賞をも豊かなものにするに違いない。絵画を理解したいが、その対象が既に馴染みのある19世紀以降のものである人にとっては、一見満足な内容ではないだろうが、そのような人にこそ、うってつけかもしれない。惜しむらくは、図版が白黒なので必ずしも見やすいとはいえず、原題あるいは英語表記があればinternet上からカラー版を利用できるチャンスをいくらか小さくしてしまっていることくらいだろう。

昨年来日したルーブル美術館展などもそうであったように、来日する特別展には、この本で扱われているような作品が多く含まれている。たとえ、それを目的に見に行くわけではなくても、せっかくの名画を見るチャンスをむざむざと逸してしまっては勿体無いし、後でこの本に書かれているようなことを知って後悔しないためにも、一読をお勧めする。本書はいわゆる西洋絵画概論ではない。西洋絵画を観る面白さを理解するために、最低限必要な知識や、そ後の「学び方」を概説するもの。

本書のスタンスと簡単なガイダンスの後は、「神話画」「宗教画」「寓意画」「肖像画」「風景画」「風俗画」「静物画」という具合に章立てされている。西洋絵画と神話、宗教は切り離すことができず、肖像、風景、静物画は全てそれらの派生として生まれてきたことも説明される。 

絵画は自らの「主観」や「感性」こそ重要にすべきだという意見もあろう。しかし筆者は（既に無意識のうちに雑多な知識や先入観が本人にあるため）、もはや「視線」は本来決して「無垢ではない」という前提に立ち、「感性」も学ばれる余地のあること。他者の模倣から出発しない「独創的個性」は存在しないと主張する。図版が白黒で少ないことが少々残念だが、語り口は平易で非常に読みやすい。 

通読するに、いかに私たちが美術的教養に対して無知であるか、さらには美術教育を含めて美術界は一面的なジャンルのみを精力的に紹介し、鑑賞者はそれを盲目的に受容してきたのではないかと疑念が沸く。 

 大学の教養学部で使われた内容を編纂したもの。絵画を見る方法は人それぞれでよく、絶対の解答などない。でも、背景知識を持っていれば、色々な見方ができて、倍も3倍も、、ずっと楽しめる「幅」と｢深さ｣が広がっていくはず。 
 
 著名の絵を題材にし、絵画の背景となるキリスト教の神話や物語、西洋史などを幅広く解説しています。
 美術鑑賞が好きな方に、一押しです。西洋美術に少しでも興味がある人なら必ず手に取るべき名著。あまりにも名著すぎて、東大駒場での三浦篤氏の授業に立ち見が出るようになってしまったという弊害も生んだ（氏のレポート採点は厳しいにもかかわらず）。かく言う自分も立ち見をしていた人間の一人である。

絵画を鑑賞するときに予備知識なんて必要ないと考えている方は、ぜひこの本の序文をお読みいただきたい。考え方ががらっと変わることだろう。なぜ絵画を見るためには知識が必要なのかを説いた後、絵画に関する基礎知識について概説する。登場する絵画も有名なものが多く、情報量も多すぎず少なすぎず適度。まさしく理想的な入門書であると言える。

 西洋絵画の「見方」に関して、ここまで緻密にそしてシステマティックに解説される作品も珍しい。各章一つ一つが講義として構成されており、そ意味でも大学で美術史の講義を実際に受講したかのような錯覚が、印象として残りました。 それもそのはずで、著者の三浦篤氏は東京大学は比較文学比較文化研究室の助教授をされており、その専門は「西洋近代美術史」と「比較芸術」ということ。 各々の絵画について解説された本は多いですが、本著では絵画鑑賞のメソドロジーを読者に伝えることが主題とされており、着目すべき点、そして解釈の方向性についてとても具体的な説明がされています。特に各章にまとめられた10個の「視点」は、美術に関心があれば必ず覚えておくべき項目が整理されており必見。???イメージの氾濫する現代において、「視覚の飽和状態」から抜け出し、感性を清新に保つには、むしろ視覚体験を能動的に実践することが必要なのではないか――こんな問題提起とともに始まる本書は、東京大学教養学部で行われた講義をもとに書き下ろされ、教科書の体裁をとった「実践的美術書」である。しかし、ここで主眼とされているのは西洋絵画の概説ではなく、鑑賞に役立つ知識や、具体的な絵の見方を示しながら、「最終的にあなた独自の絵の見方を作り上げるための、有効な土台となること」である。神話画における「アトリビュート（象徴物）」や、聖書の世界、絵画制作のシステムなど、作品理解のための「知的な手続き」は実に奥が深い。 ???本書は14、15世紀から19世紀初めの西洋絵画を対象に、神話画、宗教画、風景画、静物画など主題別に12章からなり、各章は代表的作品の分析、ジャンル全体に対するポイント、「絵画の表現形式や受容のされ方に関する重要な視点」と明確に構成されている。章末の文献案内は読者の興味をさらに広げ、各章のトビラに記された簡単な概略と注目点は、レッスンへの心構えを整える心憎い配慮である。 ???文章は、実際の講義に参加している気分になる口語体だが、絵画から受ける感動を的確な言葉で表現してくれる筆力は心地よさすら感じさせる。「絵を見る面白さ」を伝えようという著者の思いは全編を貫き、読後は美術館へ出かけて実物の絵と向き合いたくなるだろう。（林 ゆき）
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<item rdf:about="http://59book-shop.book-search-no1.com/detail/16/4003355016.html">
<title>レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上   岩波文庫 青 550-1</title>
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<description>私がこの本を最初に手にしたのは高校生の時だった。
その時は難しい画数の多い旧書体の漢字についていけず途中で挫折した。あれから数十年。
最近になって、また読んでみたい衝動にかられて購入した。奥付けをみ...</description>
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<![CDATA[
私がこの本を最初に手にしたのは高校生の時だった。
その時は難しい画数の多い旧書体の漢字についていけず途中で挫折した。あれから数十年。
最近になって、また読んでみたい衝動にかられて購入した。奥付けをみると「2009年3月5日 第60刷発行」となってるが高校時代に手にしたまんまの古い書体と小さな文字のままで驚いた。難しい書体の漢字は読めても、老眼が出始めた今
今度は小さな文字が苦痛になってきた。
これだけ版を重ねても、新しい大きな書体にリニューアルする気はさらさらないようである。岩波さんは頑固で一徹だ。
そこまで頑なにならなくともと思う。
しかし、この読みにくい書体は「古い文献」を読んでいるという気にもさせられる。もしかして、それを意図してあえて
新しく読みやすい書体にしていないのだろうか？
素晴らしい本だと予想していましたが、残念な翻訳。
この本は、わざと難しい漢字を使っているのだろうか。
難しい漢字を使えば、高尚な本にでもなれるのだろうか。
難しい漢字を使えば、その分、読者はこの本を敬遠します。
簡単な漢字に翻訳し直してから、出版してください。いろんなことを考えているなーと感心する。
手記というかメモ帳みたいな感じで断片的につづってるから取っ掛りがよくない。
絵画論のためとか明確な目標がないと読破は苦痛に感じるかも。
現に私は、苦労の末読了したが、下巻には手を出せていない（苦笑）。
本の内容をけなす気はさらさらないが、
エライ先生が薦める必読書に挙られ易い一冊だけど、
決して万人向きの本ではない。
画家レオナルドを知りたければその画を観ればいい。天才レオナルドを知りたければこれらを読むといい。よく天才だの万能の人だなどと言われているがその理由は良く分らない、という方々にお薦めである(かつての私がそうだった)。自らの経験を土台とし、そして思考する。そうした外界への飽くなき探究の態度は、既に与えられた情報に満足しがちな自分には新鮮且つ教訓的だった。この二冊を読むと、自然科学とはこういうものだったのかと教えられる。まず絵画論が目的で購入したのだが(それは上巻に収録されている）、同じ目的の方々には是非とも下巻も読んで欲しい。下巻には水の運動や鳥の飛翔、人体に関する記述等がある。上下共に、みたもの経験したものすべてを書き尽くすという勢いだから自ずとイメージを喚起する記述に溢れている。画家の眼とはかくも激しいものなのかと逆に画家レオナルドに思い至る。ただその描写が難解な部分もあって書き手のせいでなければ、これはもう読解力の限界か、もしくは翻訳の限界か。とにかく経験と知識について考えさせられる点だけでも読む価値は十分ある。
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<item rdf:about="http://59book-shop.book-search-no1.com/detail/17/4473032698.html">
<title>GERHARD RICHTER  ゲルハルト・リヒター (DVD付)</title>
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<description>付属のDVDは8分と短いが実際にリヒターが話す映像は初めて見たので、なるほどこういう人なのかと思い参考になった。
本は作品、解説ともに「リヒターの全貌」がよく分かるよう充実した内容になっている。
な...</description>
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付属のDVDは8分と短いが実際にリヒターが話す映像は初めて見たので、なるほどこういう人なのかと思い参考になった。
本は作品、解説ともに「リヒターの全貌」がよく分かるよう充実した内容になっている。
なお、勘違いしている人がいるようだがこの本には「オイル・オン・フォト」、つまり写真に直接ペイントした作品は掲載されていない。
個人的には、彼のオイル・オン・フォトを高く評価したいので、この点は残念である。ゲルハルト・リヒターは現代で最高の画家である。フォトペインティングによる具象やそれ以外の抽象も、コンセプトを理解せずともその色使いや描写力は群を抜いている。この作品集は安い値段で代表作のほとんどを観ることが出来る優れ物。印象派やピカソ止まりの人にぜひ観てほしい。現代で最も優れた美的感性に触れられるだろう。ところで、DVDに出てくるドイツ人のすべてが流暢に英語を話す。日本人の知的能力を一瞬疑いたくなった。島国日本はやはりダメだな。 ２００５年に金沢と佐倉で開催されたリヒター展の内容を知ることができる本です。これらの展覧会自体も，デュッセルドルフやミュンヘンでの展覧会をベースにした内容のようです。
 一見すると写真のように描かれたフォト・ペインティングやアブストラクト・ペインティングなど，リヒター芸術の真骨頂を楽しむことができます。ただ，１２枚のガラスの作品等，やはり実際の展覧会で見た方がより良さを実感することができるということは否定することができません。
 本にはＤＶＤの付録があり，そこにはリヒターのインタビューも収録されています。リヒターはその中で作品は展示の仕方によってその意味合いを変えるということを述べています。私は佐倉で見ましたが，金での展覧会にはまた違った意味合いがあったかもしれません。写真には物質感が伴う。特にモノクロのザラザラした像には実物以上に、モノとしての見え方が存在してしまう。リヒターのフォトペインティングは、離れるとブレた像になり、近づくとハケのテクスチャーしか存在せず、いっこうにモノがあらわれない。 

通常、広告写真にはメッセージが付加されている。僕らはそれが広告写真だったことを知らされることで、メッセージの欠如を見る。写真が作る像には、現実よりも匿名性が宿る。前後の文脈が欠如したのにも関わらず、あたかも現実のように現前するから。 

「モーターボート」は、「広告写真を油絵で写し取りブラせる」ことで、向こうにあったはずのモノを完全に消し去り、メッセージを欠如させ、匿名性を宿らせる。3重に失った現実からは、「像」としての美しさと、追い求めるこちら側の焦燥ばかりが目立ってしまうのだった。アトラス、ガラス作品、抽象絵画やグレー、ペインティングフォト・・・

リヒター作品の全体像が掴める


リヒターのオイル・オン・フォト作品の実物を見ると、 
印画紙と絵の具がレイヤー的にくっきり分かれて認識されるので 
実はあまり感激しないのですが、 
画集に収まると一つの相に凝固する為 
異彩を放ちます。 

だからこの画集のオイル・オン・フォトは
実作品よりも素晴らしいと思います 



リヒターはデュシャンと同様 
理論的な事ばかりとりあげられている気がするが 
やはり基本的にこの人の作品は 
構図、配置、色彩、造形等が 
単純にセンスがいいしかっこいい

（デュシャンの例の便○作品が 
 飛行機やオーパーツを連想させるような絶妙な位置に 
 ちゃんと置かれているように） 

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<title>西洋絵画の巨匠 カラヴァッジョ</title>
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彼の全作品が網羅されているわけではありませんが、実物を数点観たことがある者からいいますと、非常に上質の画集です。少なくとも二人の人を殺害し、堕落の極地にいた呪われた画家であるからこそ、神の救いを必死で求める苦悩に満ちた人々を真に迫った感動的な作品を描けたと云えるでしょう。「夢もなく、恐れもなく」をモットーに生きたカラヴァッジョは、人間の苦悩をあまりにも知りすぎたのです。現実の全てを迫真的な写実と強烈な光と影のもとに照らし出した極度に内面化された登場人物は、実に驚くほど人間です。彼の作品の幾つかは、キリスト教芸術でだけでなく、世界の美術における最高傑作と云えるでしょう。 鳴門市の大塚国際美術館はその入場料の高さにも驚く
が膨大な数の「陶板泰西名画」には圧倒される。あまりに
点数が多くてみていると疲れてしまうのだけれど、この美
術館にきて最もよかったことはレプリカの泰西名画が原画
と同寸で再現されているということ。 本物を見るにこした
ことはないが、すべてオリジナルをみるわけにはいかない。

同様に画集もなるべく大きなものがよいが高価でまた場所
もとる。ポケット画集を集めてみたもののなんだか安っぽ
くてものたらない。
この「西洋絵画の巨匠」シリーズはその点大きさも価格も
手ごろ。印刷も美しい。このシリーズは12冊でているよう
だがこのカラヴァッジョは特に素晴らしい。とにかく印刷が美しい。これで3,360円はさすが小学館というかお買い得。カラヴァッジオ作品はほとんど網羅されているようなので、全集的な価値も高いと思う。解説も丁寧でわかりやすく、詳しいが読みやすい。
カラヴァッジオに限らずバロック美術の貴重な図版も多く、カラヴァッジオ・ファンのみならずイタリア美術ファンには必携の書となるのではないか。
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<title>この絵、誰の絵? 100の名作で西洋・日本美術入門</title>
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構成が非常にシンプルで、初心者が楽しみながら知識を得られます。
左ページ、右ページに1点づつ絵画の写真があり、ページをめくれば答え（＝作者）が分かるしくみ。
西洋の作品が60点、日本人の作品が40...</description>
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構成が非常にシンプルで、初心者が楽しみながら知識を得られます。
左ページ、右ページに1点づつ絵画の写真があり、ページをめくれば答え（＝作者）が分かるしくみ。
西洋の作品が60点、日本人の作品が40点で、いずれも有名作家の代表作が載っています。

作家のプロフィールやも記載してありますが、初心者向けにあえて必要最小限に絞ってあるので、少し知っている人には物足りないと思われます。
絵画に興味をもつきっかけ作りや、大人が子どもに教えるのにいいと思いました。

内容的にあっさりとした本なので、もう少し価格が安ければ（千円台なら）いいと思いました。
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<title>ホッパー (ニューベーシック) (タッシェン・ニューベーシックアートシリーズ)</title>
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<description> エドワード・ホッパーの絵は、一見すると写真のように写実的だ。しかしよく見るととても下手だ。人物はロボットのようだわ、塗りは滑らかではないわ、遠近感は歪んでいるわ。ホッパーは版画や素描を観るとかなり...</description>
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 エドワード・ホッパーの絵は、一見すると写真のように写実的だ。しかしよく見るととても下手だ。人物はロボットのようだわ、塗りは滑らかではないわ、遠近感は歪んでいるわ。ホッパーは版画や素描を観るとかなり巧いのだが、技術的に巧い人が意図的に崩したようには見えない。印象派の影響が強いし、意図的にやったにしてもだ。しかし、それが返って奇妙なリアリティを与えている。

 この本は絵をイコノグラフィー的に読み解く本で、難しいところは度々有ったが、翻訳も良かったからか文章が素晴らしい。しかし、図版が一部原画はカラーなのに、白黒になっていて残念。 
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